実家のハブを買い替えた話
10年ほど過ごしたいまの実家、昔から極端にネットが遅く、不安定だった。
元々ADSLだから遅い (1MB/sくらい) んだろうと思っていたけれど、バックボーンを光に変えても全然変わらない。
さすがにおかしいと思って壁を開け、ハブを確認してみると・・・
こんな物が出てきた。
>>データ転送速度 10 Mbps
???じゅうめがびっとぱーせかんど????????
毎秒10メガビットってことは、毎秒1.25メガバイトですよ奥さん。。。
絶対こいつが犯人だ・・・・・・
と、いうわけで、とりあえず用意したのがこちら。
はい、安心のNETGEARです。
ちなみにAmazonで2,913円
スペックは以下の通り。
ギガビット対応。これ大事。
さて、そこで実験開始です。
まず実家のLANの系統について、
という感じ。
速度の測定はSpeedtest.netで行い、ルーター直下、Alied Telesisのハブ経由、それをNETGEARに置換した時のそれ経由、の3種類とした。
なお、測定は各ケースについて5回行い、その平均を比較するものとする。
実験結果をTab.1に示す。
pingはほとんど変わらなかった。
まずdown速度について、ルーター直下の場合、96.068 Mbps。ずいぶんと速い。
これが、Alied Telesis RH505ELを通すとあら不思議、8.346 Mbps。
いや、どんだけ遅いの・・・。とりあえずコイツが律速だったというのは明らかだった。
そしてハブをNETGEAR GS105に置換した場合、95.818 Mbpsということで、ルーター直下で測定した場合とほぼ変わらない結果となった。
また、up速度については、ルーター直下の時点で7.516 Mbpsであり、Alied Telesis RH505ELの性能限界以下であったため、NETGEAR GS505に置換後もほぼ変化は無かった。
以上から、
古いハブが律速で各部屋でのdown速度が大幅に低下していたことが分かった。
また、その置換によりdown速度に顕著な向上が見られた。
・・・ということがあったとさ。
まあ、建売マンションで2000年当時にネット既設って時点でバックボーンの設備が古いのは仕方ないにしても、せめて光に変えた時にハブも全戸変えればよかったのにな、と思うわけです。
ただ、他の部屋の住人は気づかないまま低速なハブを使い続けてくれているお陰で、この部屋だけdownが高速になってる可能性が高い (マンションの場合回線を部屋で分け合っている) ので、このまま他の部屋では気づかないで頂けると嬉しい・・・
以上ですー